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佐渡能舞台へのお誘い  
 
 

乙祭りに、開催します

日時 2023年9月7日

演目 未定 

協力 昭風会

 

佐渡には、日本の能舞台の1/3が集まっているといわれています。2020年10月31日現在、人口53,217人のこの島には、江戸から明治にかけて、200もの能舞台があったと伝えられています。

2003年から、縁あって現存する32棟の能舞台の調査を始めました。地元の方のお話を聞き、能楽関係者とお会い して、楽しい時間を過ごしているうちに、その魅力にどんどんと引かれていくのを感じました。ここには京都に負けない高い文化や伝統が残っています。そし て、気がつくと、能舞台の修復や復活のための活動を始めていました。

佐渡の能舞台

現存する佐渡の能舞台は明治時代に建てられたものが大半を占めています。当時、人々は競って寄進し、奉納能をし、豊作と家内安全を神に祈りました。その 後、昭和30年代を境に地域によって、能舞台への取り組み方の違いが出てきます。32棟ある能舞台の中で現在でも定期的に能舞台が開催されているのは8棟 のみです。残りは地元の氏子たちの寄付により維持しているもの、また、放置されたままになっているものなど、さまざまです。

今回の調査で分かったことは、一度伝統芸能が絶えてしまった地区に、能舞台を復活させることの難しさでした。能楽 者もなく、能への関心も薄れてしまった地区では、能舞台もひっそりと残されているだけになっています。このような中で、羽茂地区はすばらしい指導者のも と、伝統芸能への取り組みが盛んに行なわれています。



草苅神社の能舞台、クリックすると拡大されます

草苅神社 《佐渡神社誌より》
村社草苅神社 大字羽茂本郷字天澤1699番鎮座
祭神 須佐之男神(すさのおのみこと)、天之忍穂耳神(あめのおしほみみのみこと)、天之穂日神(あめのほひのかみ)、他

創立年代未詳、地頭本間高貞旧羽茂郷中十六郷の総鎮守と為すといえども文献徴するに足るものはなく口碑に伝えるのみ。当社は往古牛 頭天王八王子宮と称し来たりをいつの頃か西京祇園神社の遷したるの因縁により祇園羽茂神社と改称、明治三年旧佐渡県に於いて社祀取調の際、地名草刈の里に 因み官令を以て現社号に改称、明治六年二月村社に列せられる


 

 草苅神社 奉納能 (杜若)2010年9月7日実施

     

 

 草苅神社 奉納能 (杜若)2010年9月7日実施

     

草苅神社 奉納能 (半蔀)2010年9月7日実施


   草苅神社 奉納能 (半蔀)2010年9月7日実施  



『2023年草苅神社 秋祭奉納能』のご寄付は、能舞台と明記してお送りください

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