2009年古文書セミナ、冬期講座【團十郎の小倉百句を読む】 五代目團十郎のパロディ句集をとりあげます
開催日 3/26 木曜日 14時-16時
見学コース(初回に限り無料)もご用意しています。 ◆受講の手引き
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■東京新聞2008.11.7朝刊、<続>これからの入門ガイド 江戸に学ぶ(3) 現代に通じる 古文書の世界 でも紹介されました 冬期講座では五代目市川團十郎(1741-1806)の『小倉百句』を読みます。これは「小倉百人一首」の和歌を発句(五七五の句)に作り変えたパロディ句集です。 作者の五代目團十郎は、「江戸の花」と称えられ、江戸歌舞伎を象徴する役者でした。一方、文人趣味があり、俳諧・狂歌を嗜み『徒然草』を愛読し、大田南畝(蜀山人)や山東京伝とも交流がありました。彼が活躍した安永・天明期は、黄表紙や狂歌などユーモアと諧謔に満ちた文学が隆盛を迎えた時でした。 『小倉百句』は、優雅な古典和歌の世界を江戸風俗の句に転換してみせた「遊び」の句集です。軽妙洒脱なパロディの楽しさを味わい、江戸の遊び心に触れながら、くずし字を読んでいきましょう。
■講師 加藤 敦子 先生 東京大学大学院人文社会系研究科 博士課程修了、博士(文学)。専門は近世演劇(歌舞伎・人形浄瑠璃)。
会場: 人形町セミナルーム
都営浅草線、日比谷線人形町下車5分
住所: 東京都中央区日本橋人形町2-9-5 NSビル1階
問合せ先:
email: office@madio.jp
電話 043-222-0179 株式会社マディオ
開場: 13:30受付開始 14:00スタート
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